人生いろいろ

昭和を感じた、寿町。

朝の路上は、まばらだった。寒い朝だが、だれがやりだしたか、清掃が、始まる。

どや街、寿町は、昔よりは、きれいになった。と言われる。

昔は、臭い、汚い、路上での当たり屋、風紀が、悪い、などの街だった、そうだ。

しかし、今は、きれいだ。

年寄りが、多くなったこともあるが、私は、ふと、気づいた。

自転車が、きれいに、整頓されて、並んでいることに。

みんなが、きれいに、自転車を、置いて行く姿に、しつけと言う言葉を思い出した。

そうだ、この街の人間は、昭和生まれで、親に、しつけを、教えて、もらって育てられた、人なのだ。

昭和時代は、しつけが、きびしい。また、正しい、しつけを学んでいる。

大人になって、ぐれてしまったが、どうしょうもなく人生を歩いているが、幼い頃の正しいしつけ、が、あるから、自転車をきれいに、並べられる。

悪い事をすれば、罰が、下る。などの、ことが、歳を取るにつれて、よみがえっているのだろう。

今は、どうだろう。まともに、しつけが、出来る親が、いるだろうか?

しつけすら知らない親が、子育てをしているのでは、ないだろうか?